
学会シンポジウム
開催日:9月5日(土)
「研究・学術委員会主催 学会シンポジウム「論文(症例研究)を書くことの意義」
研究論文を執筆する時間的なそして心理的な負担感は軽くありませんので、気軽に取り組むというわけにはなかなかいかないでしょう。しかし、研究論文が執筆され、学会誌の発行を通じて、その知見が会員間で共有されることは、学会活動中の最も重要なものの一つと考えられます。そこで、研究論文を書くことの意義について改めて振り返り、その意義について確認できる機会にしたいと思っています。
司会・指定討論者 :波多江 洋介(白百合女子大学)
話題提供者 :桜井 亮平(川崎市北部児童相談所)・高嶋 雄介 (天理大学)
指定討論者 :千原 雅代(天理大学)
公開シンポジウム
開催日:9月6日(日)
「子どもの心の危機に遊戯療法はいかに貢献できるか」
司会 :大塚 斉(埼玉県立大学)
話題提供者 :佐藤 葉子(仙台テラピ・ド・ジュ研究会)
被災地における遊戯療法 -被災親子と歩んだ15年-
震災は人々の大切なものを一瞬で奪った。大人でも耐え難い苦しみを子どもは遊戯療法の中で象徴的に表し、喪失や不安などと向き合った。15年以上の支援で見えてきた遊戯療法における「遊び」の意義や、親の被災体験が子どもに及ぼす影響、支援が届かなかった若者の“今”に触れ、遊戯療法の役割と長期支援の大切さを考えたい。
話題提供者 :樋口 純一郎(神戸市こども家庭センター)
児童福祉領域における遊戯療法の実際
児童福祉領域における心理療法は、子ども自身に来談動機がないこと、一時保護や施設入所で生活環境丸ごとの支援が必要なこと、被虐待児へインテンシブなケアが求められること等あり、“遊び”の寄与するところは大きい。児童相談所や児童自立支援施設(問題行動のある子どもの入所施設)での実践を中心に、話題提供を行う
話題提供者: 小倉 正義(鳴門教育大学)
学校での心理支援における「遊び」
学校では子どもたちの様々な「心の危機」への心理支援が行われており、そのなかで「遊び」は重要な役割を担っていると感じている。本話題提供では、学校での心理支援で「遊び」が治療的機能をもつためには、学校という「場」の構造をどのようにとらえ、どのように子どもたちとつながることが大切なのかについて議論したい。
お問い合わせ・連絡先
日本遊戯療法学会第31回大会 事務局